「最近、太ったかもしれないけど、体重計に乗るのが怖い・・・。」
そんな気持ちになったことありませんか?
でも、体重計に乗るメリットは大きいです。
毎日体重計に乗るだけで痩せることが出来るのです。
体重計で毎日測定しよう
2015年4月、米国デューク大学を含む研究グループが「毎日の体重測定は体重減少と体重管理行動を改善」するという実験を行っています。
簡単にいうと、「毎日体重を測ると生活習慣を改善するから体重が落ちていくよ。」という話です。
なんだ、生活習慣の見直しね。って思いますよね。
でも、結果がすごいです。
6ヶ月のダイエット期間で、毎日体重を測っていたグループは平均-9kgの体重減少。
そうでないグループは平均-3kgの体重減少だったそうです。
その差6kgです。3倍も減量出来ています。
体重計で毎日測定することが体重を落とす結果になったのです。
体重計を使うと何が変わる?
なぜ6kgも体重減少に差が出たのか理由が気になりますよね。
毎日体重を測定していたグループと1週間に5日間体重を測定したグループに、同じダイエットの指示をだして
継続できたかどうかを見ています。
生活の中で気をつけたこと 毎日体重を測定したグループ(N=23) 1週間に5日間体重を測定した グループ(N=23)
1日当たり500〜1000カロリー減少したカロリー摂取量 14 (30%) 5 (11%) 食事の間食をカット/削減 17 (37%) 8 (17%) デザートの頻度または量の減少 19 (41%) 9 (20%) 30分以上の運動 19 (41%) 9 (20%) ケーキやクッキーを自宅や事務所から取り除いた 18 (39%) 7 (15%) 日々の歩数の増加 17 (37%) 9 (20%)
1週間のうちに5回体重測定をしたグループよりも、毎日体重測定をしたグループの方がダイエットを継続することが出来きます。
ダイエットには誘惑がつきものです。
友達から勧められたお菓子・記念日のケーキ・外食の美味しそうな脂質と炭水化物・ルーズになりがちな雨の日の運動。そんな誘惑を体重計はシャットアウトしてくれます。
1週間うち2日間測定しないだけで効果がかわります。大切なのは毎日測定することです。
体重はいつ測る?
体重は常に変化しています。
そのため、体重を測る時間帯とタイミングを決めておきましょう。
必ずこの時間帯に測らないといけない。という決まりはありません。
条件をそろえたほうが体重の変化が分かりやすいです。
まずは、生活にあわせて規則的に測ることが大切です。
おすすめ
時間:朝
条件:ご飯を食べる前・トイレを済ましたあと・着替えやシャワー時の軽装
体重は朝が一番安定します。ご飯を食べれば食べた分の重さが影響します。
服も季節によって大きく重さが変わります。
ダイエット時の些細な体重増加もモチベーションを下げる原因になるので、様々な影響を受けにくい朝がおすすめです。
attention:体重計のみを参考にしない
体重を測定することには意味があることがわかりました。
肥満で体重を落とすためには体重計は頼りになる相棒です。
ワンランク上の目標である「理想となる体型」を作るためには脂肪を落とすのみでは足りません。
脂肪を落とすのみでは男女関係なく貧相な体にしかなりません。
メリハリのある体型を作るにはしっかり筋肉をつける必要があります。
ウエストを細くしたいなら、体重よりもメジャーが必要でしょう。
モデルやスポーツ選手のような体型を目指すなら、体脂肪計を使う必要があります。

目的にあわせて測定するギアを選びましょう。
まとめ
体重計は体重を落とす力強い味方です。
ダイエット中の甘い誘惑からあなたを守ってくれます。今日から体重計を使いましょう。
ダイエットの成功は体重が落ちることではありません。
理想の体重を維持できる生活習慣を身につけることです。そうすれば、リバウンドも怖くありません。
毎日の体重測定で体重を維持できる習慣を見につけましょう。
この瞬間からダイエット成功への道をふみだしましょう。