ダイエットの代表格といえば食事制限ですね。
カロリー・炭水化物など制限の考え方はいろいろありますが
基本は摂りすぎがいけません。
摂取カロリーを計算しながら食事の献立を考えたり、コンビニでカロリーや炭水化物量を確認して食事をします。
運動で消費カロリーを計算して脂肪が燃えたと喜びます。
1か月後には何Kg痩せているか楽しみですね。
でも、理想的な減量には遠い現実に直面したことはありませんか?
私は何回もあります。何回も計画どうりに進まないと、
気持ちがネガティブになりダイエットも続けられないですね。
この記事で同じ経験をしているあなたの力に少しでもなれたらいいな。と思っています。
正確にカロリー計算をしても無駄
もともと正確なカロリー計算は不可能です。
消費カロリーを個人で正確に測ることは困難ですし、食べる量をグラム単位で厳密にすることは出来ません。
仮に厳密に自分でカロリーの計算が出来たとしましょう。
1kgの脂肪を燃やすために必要なカロリーは7200Kcalです。
1日の消費カロリーが1800Kcalとして、1日1700Kcalの摂取カロリーを目指します。
この設定なら毎日のダイエットで100Kcalの消費となります。72日目には1Kg程度は脂肪が落ちるはずです。
でも、運動量を守って、食事もカロリーを見ながら厳守します。それでも痩せられないことがあります。
これには理由があります。
表示されたカロリーには誤差がある。
ネットや本に書いてある栄養成分表やコンビニのカロリー表示には誤差があります。
実はエネルギー量・炭水化物量・脂質量・タンパク質量の記載には±20%の誤差が許されています。
これは、消費者庁の栄養成分表示のためのガイドラインにも明記されています。
そのため、正確に計算してもカロリーの摂りすぎになる場合があります。
例えば、牛肉(100g)のカロリーは371Kcalと言われています。
同じように見える牛肉の塊が2つあっても、牛の種類や飼料・年齢や飼育環境の違いによって、
カロリー・栄養成分が一定ではありません。その誤差が-20%と+20%の差があるとすると
± 0%:371Kcal
-20%:297Kcal
カロリーの最大差は148Kcalです。牛肉(100g)だけでもこれだけの違いがあります。
(平均値が±0なので371Kcalに近似した数値が出やすいはずですが確率の問題です)
厳密に計算したつもりでも、計算出来ない部分が出てきます。
計画は緩く考え、結果をフィードバックをする。
厳密なカロリー計算は無理なことがわかりました。
あまり細かすぎると神経も使いますし疲れるだけです。
そこで、緩く計画を立ててみましょう。
「ご飯は茶碗半分ぐらいにしよう。」とか「昼はいつも野菜ジュースを飲むからお茶に変えよう。」でいいです。
もちろん、参考程度にカロリー計算をしてもいいですよ。
ただ、目標値は何Kcalと詳しくは設定しなくていいと思います。
心配な人はカロリーを設定してもいいですが、シビアに考えすぎないことです。
大切なのは計画を実行して体重が減ったかどうかです。
フィードバックをしましょう。今の計画で体重が減るなら継続。減らないなら計画の見直しが必要です。
緩く計画することでダイエットは続けやすくなります。
そして、フィードバックすることで結果が出やすくなります。
無理のないダイエットは生活習慣になります。
ダイエットが普通の生活になればリバウンドは絶対におきませんよね。
頑張りすぎないダイエットで目指せ理想の体型!