今回はダイエットの基本的な考え方についてです。
ダイエットの目標はズバリ痩せること。
それも、脂肪を落とすことですよね。
脂肪を落とすために頑張るのが食事制限によるカロリーコントロールと運動です。
食事制限「板チョコレート一枚は400kcalだから食べちゃダメ・・・。」
運動「30分ウォーキングしたから150kcalも消費した!」
ダイエットを始めると、カロリーって気になりますよね。
食事から摂ったカロリーと運動などから消費したカロリーを把握することは
「成功するダイエット」への近道です。
でも、そもそも1kg痩せるには何kcalの消費が必要なのでしょうか?
栄養学での脂肪のカロリーは?
まずは、食べ物から見ていきましょう。
栄養学では3大栄養素といわれるのが「炭水化物」「タンパク質」「脂質」です。
食事のカロリーはこの3つで計算しますが、お酒を好きな人もいますよね。
プラス「アルコール」も追加してしてみましょう。
- 炭水化物=4kcakl
- タンパク質=4kcal
- 脂質=9kcal
- アルコール=7kcal
脂肪って9kcalもあるんですね。
パンに塗るバターって美味しいですよね。でも1g=9kcalって考えると恐ろしい・・・。
痩せるために必要な消費カロリーは?
脂肪が9kcalということが分かりました。
じゃあ、「1g=9kcalだから1kg減らすには9000kcal分の消費が必要なのね。」
となりますよね。
そう、私もずっとそう思ってました。でも違うんです。
ダイエットでのターゲットになる脂肪は脂肪細胞になります。
脂肪細胞って脂肪100%で構成さてはいません。
細胞だから、水やタンパク質なども使っているんですね。
脂肪細胞だからメインの脂肪が80%、その他が20%と言われます。
そこから、1g痩せるには9kcal×80%=7.2kcal
1kg痩せるには7.2kcal×1000g=7200kcalですね。
そうなんです食事の脂肪は9kcalなのに痩せるのに必要な消費エネルギーは7.2kcaなんです。
おそろしい事実
7200kcalの消費で1kg体重を落とせることがわかりました。
9000kcalに比べたらEasyモードですね!
と思ったら大間違い!この計算は摂取カロリーにも適用されます。
7200kcalの摂取で1kg体重が増えるのです。
ペヤングソース焼きそば超超超大盛りGIGAMAXのカロリー2145kcalです。
3.5個食べると1kg太るとか恐ろしすぎる・・。
まとめ
食品としての脂質は9Kcal。
脂肪細胞は脂肪以外からも構成されている。(80%が脂肪)
1Kg痩せるのも太るのも7.2kcal
カロリーのことを少しは知ってもらえたでしょうか?
知識をつけることは成功への近道です。
一日でドカ食いしても太りません。逆に言えば一日運動しただけでは痩せません。
毎日の積み重ねで体重変化が起こります。
食事と運動を毎日コツコツ頑張ることがダイエットの秘訣ですね。