スポーツで使える筋肉:筋肉の出力はどうやって決まる?出力をあげる方法は?

スポーツで使える筋肉:筋肉の出力はどうやって決まる?出力をあげる方法は?筋肉トレーニング
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「筋力とは何?」という話です。

重量あげの選手ってすごいと思いませんか?自分より重いバーベルをあげる姿は「すごい!」の一言です。

 

「筋肉が大きければ力も強い」のは当たり前でしょうか?

なぜ?ボディビルダーよりも体が小さな重量あげの選手のほうが、重いバーベルを持ち上げられるのでしょうか?

 

答えは重量あげの選手がボディビルダーより重いバーベルを持ち上げられるのは神経調節と心理的限界が優れているからです。

神経調節と心理的限界が優れた状態にするには適切なトレーニング法が必要です。

 

「1ヶ月前からジムに通いはじめたから、筋肉がついてきた。」って友達や会社の同僚

から聞いたことありませんか?自分としても実感したことがありませんか?

 

でも、筋肉が大きくなるまでには数ヶ月かかります。

それでも1ヶ月前に比べると重いダンベルを持てるようになっています。

 

筋肉が大きくなっていないのに、なぜでしょう?

筋肉量と筋力は違います。筋肉量が多ければ筋力(パワー)も強くなります。

筋力の3要素

筋力の要素は筋肉量だけではありません。

  • 筋断面積(筋肉量)
  • 神経系の要因
  • 筋線維組成

筋断面(筋肉量)

これは簡単ですね。筋肉が太い人のほうが力が強いです。

筋力と筋の断面積(筋肉量)は高い相関を示します。筋の断面積が大きいほど筋力も大きいです。

 

でも、外見で「腕が太いから筋肉量が多い」は間違いです。

 

外見の場合は皮下脂肪の影響を受けます。

MRIなどを使わなければ正確な値は測れません。

 

コンタクトスポーツであるラクビーやプロレスは脂肪がある程度必要です。

脂肪は衝撃を吸収するため筋肉と脂肪のバランスが必要になります。

そのため、サッカー選手よりもラグビー選手の方が筋肉量が同じでも体が大きくなります。

神経系の要因

ここが一番難しいです。

簡単に言うと「トレーニングによって筋肉を動かす神経の調節が上手になる」ってこと。

神経の調節が上手になると、今まで眠って使えなかった筋肉も使えるようになります。

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トレーニングをしていない体は100%の筋肉は使えていないのです。

使える筋肉を増やすということですね。

筋線維組織

速筋と遅筋って聞いたことがあるでしょうか?

速筋が多いほど、高いパワーを発揮できるます。筋トレで大きくなるのは、ほぼ速筋です。

遅筋はマラソン選手などに必要な筋肉になってきます。

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ここまでのまとめです。

筋力(パワー)が強くなるには

・筋肉が大きい
・筋肉を動かす神経調節が上手
・筋肉組織のなかでも速筋が多い

 

筋力を強くするための心理的限界

心理的限界って知っていますか?

 

心理的限界とは、人が100%の筋力を発揮しようと思っても、

100%の力をだせずに予備能力を残してしまうことです。

 

この心理的限界によって通常は限界値の70~80%までしか力が出せません。

心理的限界をトレーニングで100%に近づけることで大きな筋力を発揮できます。

重量あげとボディビルダー

重量あげの選手がボディビルダーより重いバーベルを持ち上げられるのは神経調節と心理的限界が優れているからからです。

 

筋肉量は確実にボディビルダーのほうが多いです。

重量あげの選手は、制限された体重のなかでパワーを出さなければいけません。

 

そのため重量あげの選手は、神経系の要因を高めるトレーニングをします。神経系の要因が高まり、心理的限界

を高めているのです。同じ筋肉量でも出力が高くすることが出来るのです。

 

重量あげの選手は、ボディビルダーより体が小さくても、より重いバーベルが持てる原因です。

1ヶ月のトレーニングで筋肉が大きくなっていないのに重いダンベルを持てるようになる理由は「神経系の要因が鍛えられた」からです。

神経系と筋肉量を鍛えるトレーニング

筋トレを開始した初期は神経系がメインで鍛えられます。

そのあとに、筋肉量がメインで鍛えられるようになります。

効果が高いトレーニング方法

・筋肉量をメイン(ボディビルダー)
負荷はあまり強くしないで最大筋力の60~70%で量を多くする方法。
・神経系をメイン(重量あげ)
強い負荷で最大筋力の90~100%で低頻度とする方法。

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しっかり考えてトレーニングしましょう。

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