ダイエットでランニングをするなら、ゆっくり走るほうがやせるよ。って話です。
ダイエットの運動の代表格はランニングですね。
ランニングは続けていると、速く走れるようになって気持ちいいですよね。
もちろん
速く走るほうが運動強度(METs)が大きくなるため、消費カロリーは大きくなります。
って思いますよね。状況によっては単純な話ではないんです。私も間違えていました。
METsについては下の記事を読んでください。

ダイエットや趣味でランニングをしている人はランニングコースが決まっていると思います。
コースは走る時間を決めるのではなくて、5km走るなど距離をベースに考えているのではないでしょうか?
運動強度(METs)を上げるということは、速く走ることです。
1kmを6分30秒で走るよりも、1km5分で走るほうがエネルギー消費が大きいよ!ってことです。
じゃあ、速く走った方が脂肪燃焼になるじゃん。間違えではないですが・・・。
5kmという決まった距離の中で考えると違ってきます。
速く走ればランニング時間は短くなります。
Check
1km:6分ペースなら5kmを30分で走りきます。
1km:5分ペースなら5kmを25分で走れます。
走るスピードが上がるほど、走っている時間は短くなります。
表とグラフを見ると一目瞭然です。
少しランニングをはじめると自分が1kmあたり何分で走っているかわかるようになってきます。
だから走行ペースと消費カロリーだけ見ればOKです。
出典:ちょいラン
面白いですね。速ければカロリーが高いわけではないですね。
5kmを走るなら、9.0METsが最もカロリー消費が高いみたいですね。
281Kcalも消費されるそうです。(体重50kgの人と仮定しています)
9.0METsって1km:7分6秒ペースですよ。このスピードはとってもゆっくりです。
これならランニング初心者も安心のペースです。
参考までにマラソン大会の初心者~上級者の平均タイムを書いておきますね。
男性 5kmマラソン目標タイム
上級者:~20分(4分/km以内) |
中級者:20~25分(5分/km以内) |
初心者:25分~30分(6分/km以内) |
女性 5kmマラソン目標タイム
上級者:~25分(5分/km以内) |
中級者:25~30分(6分/km以内) |
初心者:30分~35分(7分/km以内) |

あとこれはビックリでした。
6.0METsと11.8METsの消費カロリーはかわらない。
Check
6.0METsは1kmあたり9分23秒のペース
11.8METsは1kmあたり4分39秒のペース
9分はランニング初心者でもラクラク達成できます。
でも、4分台は上級者レベル。マジで厳しいです。体重適正化して、インターバル走などで鍛えないと到底無理です・・。
まとめ
ランニングは速いほど消費カロリーが高いわけでない
運動強度を高くするよりもランニング時間を長くしたほうが消費カロリーは高くなる
5kmの距離の場合は7分6秒ペースが消費カロリーが高い
ランニングでダイエット!無理しすぎないペースが効果的ですね。
気軽に走りに出かけてみましょう!